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2009年10月28日 (水)

10月24日発売『RACERS』Vol.1の続きその1

Photo_2
[↑石田二郎さん撮影の'83最終戦サンマリノ]

ここで言うくらいなら、最初ッから本にしとけ!ネタをお送りします。
上の写真は、28-29ページで使った写真ですが、
この写真に絡むお話はケニーがフレディを押さえながら
チームメイトであり後輩のエディ・ローソンを待つ、
というストーリーですが……。

ここからの話はあるカメラマン先生の
全く根拠のない憶測として聞いてください。

その先生曰く、
「レース途中までルッキネリに押さえ込まれたから、
ケニーを助けに行くのが遅れてしまったって言われてるけど、
あれは、エディ(・ローソン)がしたたかなだけ。
エディの実力だったら、ルッキネリなんて早々にかわして
ケニーとフレディの間に入れたよ。
じゃあ、なんでそれをしなかったか。
そんなことしちゃったらケニーが優勝、
そして4度目の世界チャンピオンになっちゃうじゃない。
これから始まるGPでのレースキャリアで、
ケニーと同じ3度くらいはチャンピオンになれるだろうけど、
4度となると、こりゃ大変。
だから、ケニー先輩には悪いけど、
3度までとしてもらいましょっていうしたたかな計算があったんだよ。
アメリカ人としての偉業を自分のものにしたくて、
わざと遅く走ってたんだなー」
……、と仰ってました。

“エディ・ローソン”ファンのみなさん、すみません。

ことの真相は、いつしか『レーサーズ』“エディ・ローソン”で
本人に聞かなくてはなるまいと、思っております。

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コメント

こんにちわ。
先日買って、たいへんに楽しんでおります。

ところで、64Pに「2番シリンダーが冷えずに、1番、3番よりジェッティングを薄くした」とあるのですが、「濃くした」の間違いではないのでしょうか?

私の浅博な知識が間違っておりましたら、撤回いたします、また訂正記事のようなものが掲載されているようでしたら、この場合もお詫びいたします。

友人達と、素人にはわからない特殊な秘密があるのでは?などと軽い論争になっていますので^^;。

それでは、続編楽しみにしております。

投稿: | 2009年10月29日 (木) 20時41分

投稿いただいた方、そして読者のみなさん、
また、ホンダ関係者のみなさん、
大変申し訳ありません。仰るとおりです。
64ページにあります、「真相5」。
冷えにくかった2番シリンダーの対策として、
HRCが取った方法は「ジェッティングを濃くした」が正解です。

「ジェッティングを薄くした」では燃焼効率が上がってしまいます。
つまりシリンダー内で混合気がよく燃えてしまって、
温度が上がりすぎてしまう。
ここは、濃くして=混合気を多くシリンダーに送り込み、
燃焼しきらない混合気でエンジン内部を冷やしていたのです。
記述が完全に逆でした。ボクの方が素人でした。

加えて、もうひとつあります。
71ページのエンジン左サイドが並んだ
2枚の写真説明(赤い文字のところです)。
「右がプロトタイプのNS2A-1X」とありますが、
これは「NS2A-2X」の誤りでした。
重ね重ね申し訳ありません。
1Xは'81年の試作車(プロトタイプ)を指すホンダ社内呼称で、
'82年に実戦投入されたクルマはすべて2X。
つまり71ページの写真は'82実戦機でした。
この写真がどうして'81プロトタイプではなく、
'82実戦機と分かったというと、
一番分かりやすいのはシフトのリンケージが
この写真にはない=これはルッキネリ車。
'81年プロトタイプにルッキネリ車はないので、
これは誤りということになります。

本当にごめんなさい……。

追伸/でも、気を取り直して、ブログも次号もがんばります。

投稿: スチャラ加藤 | 2009年10月30日 (金) 11時17分

ライディングスポーツを創刊の頃より読んでる一人としては、発売をとても楽しみにしていました。しかし、何か物足りなさを感じました。・・・肝心の、一番知りたい、NS500に乗ったライダーのインタビューが無い!ということです。我々が絶対に乗ることの出来ないバイだからこそ、ライダー達はどう感じていたか知りたいです。高くなっても、発売が遅れても良いので、次号は是非取材して下さい!

投稿: BOMBER | 2009年10月30日 (金) 12時20分

な、な、なるほど。乗り手の取材ですね。
実は台割(「だいわり」=雑誌の設計図みたいなものです)を
決定する際、フレディ・スペンサーをはじめとする
ライダーインタビューを入れるかどうか検討しました。

でも、結果やめました。
理由その1。『レーサーズ』はレーシングマシンとそれを作った人たちを主人公としたい。
理由その2。乗り手の話を入れるならマシンを開発(テスト)した人をインタビューするか!? でも、NS500の場合、阿部孝夫さんで、残念ながらお亡くなりになられている……。
理由その3。そうはいっても、やっぱりフレディにレースのことじゃなくてバイクのことを聞きたい! でもお金ない……。

と、情けない理由もあるし、
カッコつけて「レーシングマシンの本」なんていってないで、
何でもバランスですよね。

ということで、次号のYZR500特集では、
ケニー・ロバーツをはじめとするライダーに
インタビューできるようがんばります。

そうそう、BOMBERさんにコメントいただく前から
「死んだハズの北野晶夫インタビュー」
は入れたいと思っていました。

だって、映画『汚れた英雄』の中で、
北野晶夫役の草刈正雄さんが
ホントに500ccを乗ってるんですもん。

エッ!? そんなのは読みたくない?

投稿: スチャラ加藤 | 2009年10月30日 (金) 21時04分

まるで中年ホイホイのような作りに惹かれ、つい買ってしまいました。1号目がNS500というのがまた良いですね^^。
85か、86年くらいに買ってその後10年くらい飾りっぱなしだったホンダレーシングカレンダーが、マシンのストリップ主体で、やたらメカメカしい作りになっていて、ずっとお気に入りでした。全然関係ないんですけど、そういう昔を思い出してしまう本でした。
あ、ホンダ2サイクルエボリューションも大好きでしたw。

投稿: suyasuya | 2009年10月31日 (土) 01時30分

2番シリンダーの件で投稿したものです。丁寧な御回答ありがとうございました。


この本を購入するような方は、レースファン歴も長いでしょうし、レーサーに対する知識も豊富でしょうから、少々の記述ミスを指摘するのは、重箱の隅をつつくようなKYな行為かもと思いましたが、今後の「RACERS」をよりクオリティの高いものにしていってもらえたら、と願う意味もあって投稿した次第です。

今回のNS500特集、個人的にエンターテイメント性は充分にありました。今後も期待しています。

次回、楽しみにしております。

投稿: | 2009年10月31日 (土) 01時48分

こんにちは!お久しぶりです!
MS五郎元メカニックのガンですw。
昔、林道で加藤さんに泥の顔面シャワーを喰らった事は忘れもしませんw。

しかし、仲間内で話題になっていて購入した、この本の編集長が加藤さんなんでビックリしましたよ(^_^;)。

今、自分はW650なんてバイク乗ってますが、この時代のレーサーは紛れもなくストライクです!。

これからの続編もすでに購入決定なので、業界のプレッシャーに負けずに良い本を作ってくださいね(^-^)/。

投稿: ガンちゃん | 2009年10月31日 (土) 09時07分

先日書店で偶然手に取り、秒殺され購入しました。まだグランプリサーカスだった80年代に2ストロークを刷り込まれた中年には最高の本です、メカや開発話大好きです、私は茂木のコレクションホールにこっそり置いてあるgpマシンの走行音を聞けるやつで、nsを聞いた時、泣きそうになりましたバイクの排気音特集cdなんかあったらいいなあ。いつかそんな変態cdお願いします、素晴らしい本をありがとうございます次号もオイル臭漂う内容期待します。

投稿: k | 2009年11月 1日 (日) 00時51分

こんにちは。自分は86年からのファンなのでリアルタイムでのNSの大活躍はよく知らなかったのですが、読めば読むほど「その時代」の興奮が伝わってきて大満足の1冊でした!「よくぞ作ってくださいました!」の思いでいっぱいです。

個人的には表紙絵を描かれるイラストレーターさんがとてもとても気になります。描かれたときの苦労話や、描き手が感じるマシンの魅力などについて連載化されませんか??^^;

投稿: みぐりん | 2009年11月 1日 (日) 09時16分

いい本を作りましたね。シリーズで他メーカー版もやるかな?明日、書店で買います

投稿: 作蔵 | 2009年11月 5日 (木) 00時59分

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