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2010年8月12日 (木)

9月24日発売『RACERS』Vol.6取材・平松さん編

Photo
[↑この人が平松絹男さん。この間までHRCの人]

カワサキ広報さん曰く、
「KRの設計陣は転職してたり、退職してたりするので、
こちらではあずかり知れません。『レーサーズ』さんで勝手にどうぞ」
ということだったので、先日のケン鈴木さんに続いて、
KR250やKR500の車体を造ったカワサキOBの
平松絹男さんのトコロに取材に行ってきました。
これはラッキー!

というのも、普通メーカーの広報さんは、
基本的に「OB取材はNG」と言ってきます。
どうしてか? 考えられる理由は以下のとおり。

その①
「ホントに行方が分からない」

その②
「所在が分かっても広報マンが取材に立ち会う立場にない」

その③
「立ち会えたとしても、OBが好き勝手しゃべり出してしまったとき、
特にそのメーカーにとってあまり喜ばしい話ではない場合、
それを制止する立場にない。それなら、最初っから立ち会わない。
ゆえに、一応ボクには、OBのところには行かないでね、
と言っておいたほうがイイ」

その④
「OBが“良い”辞めかたをしなかった(危な……bearing)」

でも、図々しいボクは取材に行っちゃいますけどねbleah

さて、平松さんとは当然KR500の
アルミモノコックフレーム('80-'81モデル)や
バックボーンフレーム('82モデル)の話で盛り上がってしまいました。
で、なんと、バックボーンフレームの設計図まで出てきた!
こんなもん、ここ(平松さん家)にあっていいんでしょうか!?
調子に乗って、ボクが
「モノコックの設計図はないですか?」と聞くと、
平松さん「設計図はないけど、構造的にはこんな感じ」
と、イラストを描き出しました。それが↓コレ。
Photo_2

KR500、技術と人間関係が渦巻く恐るべきマシン……。

Hello LUCA.
Thank you for the contribution from Italy.
Moreover, I wish to express our gratitude
for looking forward to the publication of [RACERS].
When [RACERS] of the Italian version
can be published, it is good.

I want to go to Italy by covering CAGIVA and DUCATI..

Another time, Ciao!

RVFさん、牛乳さん、しゅんサン、そして、
まだX-09というマシンが何者か分からない読者のみなさん、
20年弱の歳月を経て、来週ようやく
その全貌が分かるかもしれません。
'89全日本の最後のほうに、多田喜代一さんを擁して
一瞬だけレースを走ったX-09。
「おぉぉぉー、ついにカワサキも市販250ccレーサー造るんだ」と
勝手に盛り上がりましたが、なぜかその後全く音沙汰なし。
まさに、幻のごとくサーキットから消えたのです。
ところが、2年以上の沈黙ののち、
'92年3月のデイトナ(ライトウエイトクラス)にまた突如復活。
ライダーはアーロン・スライトとトレバー・クルックス。
そして、クルックスはその後の'92全日本に参戦。
ただこれが、ホントに走らなかった……。
軽くてコンパクトといわれた車体は実際どんな値だったのか?
エンジンはどんなふうに搭載されていたのか?
何が原因で走らなかったのか?
そもそも何でいきなり250を造ったのか?
そして何で撤退してしまったのか?……などなど、
聞きたいこといっぱい。
もしかしたら、KHI側のその回答から
カワサキというメーカーのいろいろな面が見えてくるかもしれません。
(↑またまた~、そんな思わせぶりなこと言っちゃって、
と、ひとり突っ込みしときます、ハイcoldsweats01

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『レーサーズ』制作舞台裏」カテゴリの記事

コメント

Vol.6の取材着々と進んでるようで、楽しみにしてます。
掲載車種が多すぎて個々の内容が薄くなったり、写真が小さく
なったりしないか不安もありますが...。
「予想以上に資料が集まっちゃったので今回は120P」とか?

個人的には、Vol.5でも少し手を広げすぎな印象を持ったので、
例えばNSR500Vだけで1冊くらいの感じでお願いします。

投稿: まいまい | 2010年8月13日 (金) 04時19分

まいまいサン、
はーい、了解。がんばります!

投稿: スチャラ加藤 | 2010年8月13日 (金) 09時48分

smileいよいよカワサキGPレーサー特集へ向けて、本格的な取材開始されたのですね。ケン鈴木氏のインタビューも嬉しいのですが、X-09の記事がとても楽しみです。市販を前提に開発されたと聞きます。しかしながらKR250同様その計画は叶いませんでしたが…。KHIの倉庫にはKR250って何台くらい置いてあるのでしょうか(KRだけでなく各メーカーの往年のレーサーたちはどのようにして余生を送っているのか気になるところです)。
   「カワサキの2ストなんて」みたいなコメントもありますが、あの空前のバイクブームを経験できなかった30代後半以下の方にとっては、NSR500もKR500も昔のバイクでしかないと思います。華やかなコンチネンタルサーカスの裏で繰り広げられたドラマや当時は謎だったことが時代を経たいま、当事者の口から語られることに大変な意味があると思います。Vol.1~5まで発売されましたが、私の中でのインパクトは相当なものでした。この本を企画して下さった加藤さんに心の底から感謝です。
しかし、2ヵ月に1回はしんどいと思いますので、季節号にして取材に時間をかけ、もっとコアな内容でも良いのではと思うのは私だけでしょうか?

投稿: MCAH | 2010年8月13日 (金) 16時21分

Hi Guys!!!
happy you reply!!!

yeah i like it soo much RACERS and cant wait
Vol 5 arrived at home..!!
i read this blog thorught google translate!!


i have some question..for yours!
really you want make some volume
on Ducati & Cagiva?

can you contact me via email?

CIAO & HAVE A NICE DAY!!!

CIAO & Have a Nice day..

Luca Uccheddu

投稿: Karasaukid | 2010年8月14日 (土) 04時24分

X-09、ブログ見るまで忘れてました。

名前を見て思わず声が出た位に驚き!
楽しみにしてます♪

ついでを言わせてもらうと…
各社TT-F1なんて取材してもらえると
レーレプ世代としては嬉しい限り。

投稿: らっしゅ | 2010年8月14日 (土) 13時39分

次号カワサキGPレーサー、X-09への期待で盛り上がってますね。僕もあのマシンのコンセプト、何故あのエンジンレイアウトになったのか?マシン全体で何を狙っていたのか?KR250の場合、GPサーキットを並べてストレートとコーナーの比率でコーナーの高い比率に合わせて如何にコーナーリングに有利なマシンを作るかって所からコンセプト作りが始まったと記憶してますが、その途中、開発の偉い方がエンジンに関しては、何が何でもロータリーディスクバルブだ!とおっしゃられて全幅を抑えるためあのタンデムツインにつながって、さらに振動を押さえる為、クランク逆回転の同爆、結果トラクションもUPして、平松さんの車体等、技術力に結構偶然やタイミングが重なってあの名車が作られさらにコークやトニー・マンク等の名ライダーもKRに乗ることになるんですから、その歴史の裏側にぜひKR500も(80年モデルなんてほとんど見たことありません)迫ってください。それと、少しでもH1R、くどいですが、4気筒KR750調べてください。外野は勝手ばっかり言うだけですがKRシリーズ、当時結構謎めいていて…、次号がホント楽しみです。

投稿: 俺も中二病か? | 2010年8月14日 (土) 18時55分

MCAHさん、
お気づかいありがとうございます!
2カ月に1回でも、みなさんに満足していただける
コアな内容の本に仕立てないといけませんね。
がんばります。

Hello LUCA
The earth narrowed thanks to the Internet.

Well, the motorcycle of Italy is beautiful, fast, and are a lot of mysteries, and wants to feature it with [RACERS] some time.
I want to go to Italy.

However, when covering from DUCATI and CAGIVA, it is necessary to speak to the overseas subsidiary in Japan.
Thank you for solicitude.

But, let's struggle for the report in the future.

CIAO!

らっしゅサン、
TT-F1もF3もいつかやりたいと思ってますよ。
F1マシンなんて、考えてみれば
いまのMotoGPマシンみたいなもんですからね(←言い過ぎ!?)。
でも、カワサキの初期型MotoGPマシンなんて、
ほとんどF1マシンだったからなぁ。
2012年からはMotoGPのレギュレーションも変更されて、
いにしえのTT-F1に戻ってく感じがするんですよね。

俺も中二病か?サン、
詳しすぎですcoldsweats01

投稿: スチャラ加藤 | 2010年8月15日 (日) 00時59分

X-09が興味深いです。個人的には、「4スト的思想」で、吸気重視・「とにかく吸気はストレート、且つリードバルブをデカく、(左右気筒)均等に」と考えて作られたエンジンありき、で設計された様に感じます(吸気ストレート以外は、KR-1も同じ思想と思います)。1読者とししては、その辺りも聞いていただければ良いな、と思います。開発ライダーの高橋選手の取材も出来れば、尚良いですね。

投稿: 2スト好き | 2010年8月16日 (月) 19時25分

毎号2冊ずつ購入してます。この時勢に良くこれだけの本をと!感謝です。
カワサキも期待大です。皆さんと一緒ですが特にX-09、あのエンジンレイアウトや2St用FCR等は興味大、のちにRS(NF5?)のエンジンパーツやTZ(4DP?)のFフォークが装着されたのは驚きましたが、結果はさて置き、まさにカワサキ流だと当時思いました。それと希望を1つ
ヨシムラが有ったならやはりモリワキも期待しております。現在MOTO2で活躍中ですが、4大メーカーを除き、これほど長くこの規模でレーサーを配給している所は日本でもモリワキだけではないでしょうか?最近イベントにもレストアしたレーサーを走らせている人を見かけます。当時のコンプリートマシンを今も実際に稼動させている所にマニア層の厚さを感じます。是非とも宜しくお願いします。

投稿: ダベリン | 2010年8月19日 (木) 12時24分

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