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2012年9月27日 (木)

鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデー報告その3(最終回)

編集イマイによる「鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデー」本編の
フォトレポート続編です。

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[↑ワイン・ガードナー&'91RVF750、エディ・ローソン&'90YZF750、
そして、ケニー・ロバーツ&'88YZF750!
2日間のイベントで両日行われた8耐枠のデモランでは、
この3人に辻本 聡さん&'86GSX-R750を交えた4台が
結構なペースでサイドbyサイドの走りを繰り広げてくれました。
ケニーとエディは今回のためにヘルメットとツナギを新調。
現在はアライユーザーのケニーですが、
カラーリングは'83年仕様=赤ベースのアメリカンイーグル、
エディは最新のショウエイX-TWELVEですが、
なぜかホンダに乗った'89年のときのカラーリングという
時代をクロスオーバーした組み合わせで、これまた興味深し!]

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[↑今回のイベントでは、お客さんはパドックにも自由に入場可能。
そんなお客さんたちのために、ヤマハ、ホンダ、ヨシムラなどは
用意した車両をピットの裏側にも展示。
おかげで、こんな至近距離から往年の名車をじっくり堪能できて、
みなさん大満足のご様子でした]

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[↑ヨシムラが持ち込んだクラシックレーサーは3台。
右から、'78GS1000、'80GS1000R、'86GSX-R750。
パーテーションにあしらわれたPOPの笑顔が、
なんだかひときわうれしそうに見えます]

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[↑この人垣をご覧あれ!
イベント2日間での来場者は延べ62,000人!
カテゴリーやメーカーの垣根を越えて、
日本のモータースポーツの歴史を堪能できた2日間でした。
ワイン・ガードナーはこう力説してくれました。
「こういうものは、こんなに大きな規模じゃなくてもいいから、
毎年やっていくべきだ。有料にしたっていいから、
きちんとしたエンターテイメントとして。それが文化ってもんだろ?」]

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[↑グランドスタンド裏に設けられた特設ステージでは、
ゲストライダーが登場するトークショーをいくつものテーマに分けて開催。
イベント2日目のケニー&エディのセッションでは、
途中でワインが突如乱入してきました。
「ケニーにプレゼントがある」と言って手渡したのは、
なぜか最新のツナギ姿の自分の写真で、
それを見たケニーは「なんか太っててカッコ悪いぞ」とひと言。
御大の首を絞めるワインの様子は、なんだか日本の芸人みたいでした]

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[↑こちらは「鈴鹿創生記」と題されたセッションに登場したお歴々。
右から、北野 元さん&'66RC166(250ccの6気筒!)、
菱木哲哉さん&'66RC149(125ccの5気筒!)、
高橋国光さん&'65 4RC146(125ccの4気筒!)、
そしてジム・レッドマン&'63RC164(250ccの4気筒!)。
みなさん、古希を過ぎられてもこうしてツナギを着て、
レーシングバイクで疾走される……、感服です]

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[↑49年前に鈴鹿で最初に開催された国際レース、第1回日本GP。
その350ccクラスと250ccクラスの2クラスで優勝したのが、
このレッドマン卿でした。そんな方が、
約50年後にまた当時のレーシングバイクでサーキットを走るなんて、
本当にスゴイこと。ご本人に話を聞くと、本田宗一郎に藤沢武夫、
河島喜好、秋鹿方彦、マイク・ヘイルウッドといった
伝説的人物の名前が簡単に並んでしまう、まさに生ける伝説!
「49年前の日本GPでは、
『勝ってね』ってプレッシャーがものすごかったんだよ」と笑う、
恐るべき御年81歳でした。
ちなみに、この写真でRC164に跨がっている方は、
ホンダ・コレクションホール収蔵の二輪車(特に'70年代以前のもの)の
メンテナンスを担当されている橋本省二さん。
この方がいなければ、今回こんなにたくさんの'60年代ホンダレーサーは
登場できなかったのであります]

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[↑8耐枠のデモランを前に待機中のヨシムラのお三方の中に
エディ・ローソンが乱入してチャット開始の図。
右から辻本 聡さん、浅川邦夫さん、エディ、グレーム・クロスビー。
ちなみに、エディとグレームは'80年の8耐で優勝を争い、
浅川さんはそのグレームとウェス・クーリーが乗ったGS1000Rの
メカニックとして優勝に貢献、そしてエディと辻本さんは
'93年の8耐でコンビを組んだ間柄。たどったキャリアは違っても、
みんないろんなところでつながってるんです]

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[↑浅川さんと辻本さんのツーショットを撮ろうと思ったら、
ヤマハのレース部門のトップであられる北川成人さんがひょっこり乱入。
これ、なにげに新鮮なスリーショット!]

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[↑ヤマハ北川さんが目を離したスキを狙って、
かつてのライバルマシンにちゃっかり跨がってみたワイン。
「う~ん、ヤマハらしいバイクだ」というコメントは、
妙に説得力がありました]

跨っただけで分かるんか!? おい、イマイ!
どこらへんがヤマハらしいんか、聞いてこんかいッ!(カトウ)

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[↑ワインがYZF750に心を奪われているスキを狙って(?)、
グレームは後輩のバイクをチェック。
こういうことができるのも今回のようなイベントならでは]

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[↑イベント2日目の8耐のデモランでは、
「オレがカメラライダーをやって、ケニーたちの走りを撮ってあげるよ」
ということで、エディがヘルメット頭頂部にビデオカメラを付けて走行しました。
そのスタート前、ポジションの確認に余念のないエディ。
このへんにも垣間見える完璧主義は現役時代と全然変わりませんな~]

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[↑コーク・バリントンと一緒に写真に収まってくださったのは
元カワサキGPチーム監督のケン鈴木さん。
軽井沢で奥さまとやっておられるペンション「シルバーストン」は
あまりにも有名ですね。
「コークがどうしても『鈴鹿に見に来い!』って言うんでね」
とおっしゃってましたが、ツナギ姿のコークを久々に見て、
さすがにうれしそう。
出走前に「気をつけて行けよ」とひと言かけてましたが、
GP時代もきっと同じだったんでしょうね]

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[↑'84NSR500に跨がるフレディを挟んで、
左が元フレディ担当メカニックで、現在はホンダ・コレクションホールの
二輪車の管理を担当されている岩田邦宜さん、
そして右はコレクションホール収蔵二輪車のメンテナンスをされている
元国際A級ライダーの亀田勝太さん。
今回、ホンダ・コレクションホールから投入されたレーシングバイクは
17台にものぼりました。
岩田さん、橋本さん、亀田さん、その他のスタッフのみなさん、
本当におつかれさまでした]

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[↑最後はこのカットで「鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデー」の
レポートを締めたいと思います。
左から、ケニーの奥さんのともこさん、
ワイン、ワインのエージェントのトムさん、
ケニー、フレディ、
そして『レーサーズ』がいつもお世話になってる塚本ネーサン]

塚本ネーサンは今回のイベントでは
ケニーとエディのアテンド役だったんだけど、
ワインやフレディもみんな頼ってきちゃって、
気を遣いまくらなきゃいけなくて大変そうでした。
でも、その甲斐もあって、最後はみなさんこんなにステキな笑顔に!
特にケニーとフレディがぴったりくっついて
1枚の写真に収まってくれるなんてね……。

とにかく、素晴らしい2日間のイベントでした!
モビリティランドさんには、次回は50年後と言わず、
隔年でもいいから続けてほしいな~(イマイ)。

…………………………………………

イマイのレポートを読んでたら、なんかムカついてきた。
ボクを含め、鈴鹿に行けなかった人、悔しくなってきませんか!?

二輪はやっぱり「人」だな。四輪じゃ、こうはいかんゾ。うん、うん。

ということで、Vol.17についての忌憚のないご意見・ご感想は、
「Vol.17搬入!ご感想はコチラまで」記事のコメントまでお寄せください。
お待ちしております。

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『レーサーズ』取材ウラ話」カテゴリの記事

コメント

鈴鹿~いいオッさんが真剣に、古いバイクで遊んでる~心の底から羨ましいです!
Vol17~オフロードは、根本的に門外漢なので、基礎用語が判らず、調べながら読んでいます~此所は一発、オフロードのラインナップ続刊をお願いします~二本サスで空冷の辺りからミッチリ教育して下さいm(_ _)m

投稿: lc1gr6 | 2012年9月27日 (木) 03時24分

最後のフレディの笑顔が全てを物語っているようですね。
本当に2輪車っていいですね。

投稿: omiya | 2012年9月27日 (木) 09時41分

その1〜その3まで、
すべてが感涙モノでした。
熱かったあの時代のGPシーンがあったからこそ、
きっと実現した盛り上がりだと思います。
現在のレースシーンが何十年後かに一同に会して同様に盛り上がるかは、
残念ながら疑問です…
ガードナーの言うとおり、
こういうイベントを定期開催して、文化として根付かせることが、
今後のバイク界のためにも必要だと思いました。

ってか、今回のイベント、
RACERSの臨時増刊号として発刊希望!

投稿: ジョナサン・ベイカー | 2012年9月27日 (木) 16時40分

私も「ジョナサン・ベイカー さん」に賛成!!
RACERSの臨時増刊号と」しての発刊希望!!

投稿: yamapapa | 2012年9月27日 (木) 21時13分

右に同じくですが
レジェヘンド達のトークショーなんかは
ぜひとも活字の形で残してほしいですね。
今回参加したバイクの写真とインタビューを
メインで増刊として検討してほしいですね。
ケニーとフレディの対談は本当に知りたいです!

投稿: 通行人 | 2012年9月27日 (木) 21時37分

やっぱりDVDにして売ってください。
もったいないです。

投稿: 雪ぼうず | 2012年9月27日 (木) 21時46分

ぜひDVD化を希望します!

投稿: flat | 2012年9月27日 (木) 21時52分

ワタクシも「ジョナサン・ベイカー さん」「yamapapaさん」に賛成!!!!
RACERSの臨時増刊号としての発刊希望!!!

RACERS、今時こんなに誠実で実直な雑誌ありませんよ!広告まみれで中身のないファッション誌とは全く間逆。

価格は980円と高いような気もするが、500円の雑誌を毎月買っていると思えば安い安い~ でも内容は濃いぜ~

投稿: YOU31 | 2012年9月27日 (木) 22時35分

全号楽しみに購入&読んでいます。
RACERSはマシン+ライダーで成り立っていると思うので、ライダーにスポットを当てたバージョンが有ってもいいと思います。それに、こんなに楽しそうにしているレジェンドライダーの姿を何かしらの形で残してもらいたいと思うので、ぜひ本でもDVDでも良いのでお願いします。

投稿: ししまる | 2012年9月28日 (金) 13時35分

毎号加藤さんのマシンのセレクションに驚き、取材内容に感心し、読後感動しております。

私もみなさんの意見に賛成です。
レジェンドライダー達の会話をじっくり読みたいし、その笑顔を何度も見たいです。
そして、マシンの走りとエキゾーストサウンドを聞きたいです。

12月24日発売のクリスマスプレゼントとして、本とDVDのセット販売にて是非お願い致します。
ついでに、以前から声のあがっているイラストカレンダーも出血大サービスで付けてもらえたら、嬉しい限りです。

投稿: 蹴る・ギャラざんす | 2012年9月28日 (金) 22時07分

RACERS 臨時増刊号 (DVD付録)でお願いします!
春のイベントの方もフォローしてほしいです。

投稿: EddieLawson21Z | 2012年9月30日 (日) 10時32分

今更ながら、行っておけばよかった。
是非、紙面またはDVDで詳細、紹介してください。

投稿: 読者 | 2012年9月30日 (日) 20時48分

えー、みなさんの意見をまとめると「RACERS特別増刊号・特典DVD付き」を出せばOKじゃないでしょうかw
よろしくお願いします♪

投稿: とおりすがる | 2012年10月 3日 (水) 10時50分

本屋行ったらRacing onの鈴鹿特集号が目についたので買ってみました。
50周年アニバーサリーデイの様子も多くのページを割いて紹介されてました。
四輪レースはF1なんかである程度市民権得たように思いますが、二輪はまだまだという印象が強いですね。
二輪雑誌でも同じように特集組まれるようになるのはまだまだ先の事のような気がして残念です。

あんまり関係ないのかもしれませんが、隣に並んでたSports‐CarRacing誌も買ってきたんですが、 GPCarStory誌よりもこっちのほうがRACERS誌に近い匂いがしますね。どっちも本当に好きで作ってるの感じで、スキモノ以外には見向きもされない感じが・・・

投稿: omiya | 2012年10月 6日 (土) 00時05分

私はマジムカついてます!
ほんと、これにケビンとレイニーとミック足せば
コンプリートですよ!!
2輪だけでいいからレジェンドイベントやってくんないかなあ~ 場所は筑波で(笑)
スズカってち~っと遠いんだよねぇ、
ねえ、レーサーズでレジェンドイベントやってよ
加藤さん!! 筑波で…

レーサーズの紙面作りは一つの流れを作っていると思います。ロードスターが89年に発売されたあと、ポルシェ・メルセデス・アウディ・ローバーなどから次々と広島産オープンカーの類似品が出ました。なんか今の状態ってそれに近いものを感じます。

投稿: 21伝説 | 2012年10月 7日 (日) 22時50分

いい~イベントで、大満足でした。レジェンドレーサー 間近で、見れましたし、デモランも、カッコよすぎでした。記念タオルも買ったし、もう~、気分アゲアゲでした。ガードーナーさんのゆうように、毎年やってほしいです。ここでファンつくって、サーキットに足運んでもらうお客さんを、増やさないと、だめですよ。

投稿: IKF | 2012年10月20日 (土) 23時30分

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